MacOSがOS9からMacOSXに変わった一つの功績に
BSDベースの堅牢なサーバが構築できるようになった。
と言う部分がある。
Xserverが出てきたとき、それまでビジネスでは虐げられてたMacが
ある種の価値を持った存在になったと全てに対する福音ではとさえ
思えたわけだ。
でもその実、Xserverは小規模か、もしくは映像編集などの
サーバとしては活動していたが、ビジネスでは受け入れられなかった。
そもそも、ビジネス向けじゃなかったのだろうし
基幹業務向けのプロモーション、プレゼンテーションをしてこなかった。
(し、できなかった。)
これからはMac OS Server版は出すもののハードとしての
ラックマウント筐体は特に製品ラインには出さないようで
(Mac miniが逆にServerマシンとして登場したりはしている)
で、Unisysとの連携を強化。
…?
…!
勘のいい人は解かると思うが、ハードを手弁当で作り
企業ユーザーへAppleの製品を売り込んでいくよりも
Appleはいい選択をしたのではとも思う。
『Unisysと組んだわけだし、ビジネスでの利用は本気のようだ』
というプレゼンテーションができるわけだ。
ラックマウントのハードを作ってもメーカーの真骨頂とは違うし
エンタープライズには刺さらないわけ。
(サポート体制の本気度を問われたら販売店は勧められない)
IBMがハードを捨てた意味とはまた違うが
少なくともオンサイトサポートをできる体制
しっかり世界展開できる パートナーと手を組んだ
と言うところが大きいと思う。
特にUnisysはアメリカ政府に対して一日の長があるらしいし。
周辺のハード的なソリューション部分は開発が可能な
プラットフォームを開発会社に渡してあるから、ドンドン出てくるだろうし
iOS周りのエンタープライズ向けのアプローチができる製品も
次第に増えていくことと思う。
思えばルーターやファイアーウオールで、iOS対応を謳う製品が
何となくだが増えてるし、ハンディターミナルなんかも
出てきているわけで、サーバを作ると何となくエンタープライズな
イメージになるが、その実Appleが評価されている部分で
勝負をしたほうが儲かるわけで。
あと、オーダーをするクライアントさん方も
マンツーマンで話せる窓口がないと怖くて頼めないわけで
金を払うから、サポートをしっかりしろと言う意味でユニシスは
かなりいいパートナーと手を結んだな。といったところ。
iPadを使い始めている企業は多いみたいだけれど
まず、気になったらUnisysに連絡してみるのもいいのかも知れませんね。
既にいくつかの会社はUnisys、
日本ユニシスに仕事を頼んだりしてるみたいです。
i は年の差を越える?
ネタ元
Cnetさん
アップル、「Xserve」の販売を2011年1月31日で終了へ
http://japan.cnet.com/news/service/story/0,3800104747,20422500,00.htm
Appleさん
http://www.apple.com/jp/iphone/business/profiles/unisys/
http://itunes.apple.com/jp/app/id364504659?mt=8
bloomberg.co.jpさん
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920008&sid=aFlEGBFXFbfs
ソニックウールさん
「SonicWALL Aventail E-Class SRA EX シリーズ」
~iPhone、iPad、Android、およびSymbian をサポート~
http://www.sonicwall.com/japan/press/press-20101104.html
田園 Mac 〜Mac Pastorale〜さん
http://zablog1016.wordpress.com/2010/10/28/appleがユニシスと提携するもっともな理由/
japan.internet.comさん
企業は『iPad』配備に前向きhttp://japan.internet.com/allnet/20101110/12.html