Appleさん地味に頑張るの巻き。
Appleさんが自社社屋で開いてるちっちゃなセミナー、Siriさんの中身を2015年4月に「Apache Mesos」を使って刷新しましたよ☆って話をしたそうだ。
そのMesosってのは、オープンソースのクラスターマネージャーだそうで、1日1億以上やってくる各種質問に対して適切な返事をするため200以上あるサービスに振り分けをしているらしい。
面白いのは…
データを仕分けの精度を上げるために、
分散ファイルシステムのHDFSに格納するデータ = 音声のサンプルを取り出し
人間の耳で聞いて
手作業で振り分ける努力も
しているというところ。
サンプルを抽出して、ということだから全部が全部じゃないだろうけど人間がオーダーをしてくる事だし、人間が耳で聞くっていうのは意外と大切なことなのかも知れませんね。
冗談でいっているオヤジギャグが 「上機嫌なのか」「泣き声」なのかとか 将来的には仕分けをウマイことじっしして、 気分に併せた情報提供が来るのかもしれませんねw
なお、国や地域、時間などでSiriさんに寄せられる質問は異なるらしく、統計学的に精査することも可能になってきているようで、
みんなで質問をすればするほど、また、その質問内容がみんなの気になることであればあるほど、人の努力などを介した後…気の利いた返事が返って来るのかもしれないって話です。
Siriさんの中にひとの努力や分別する心、感情のようなものが通っているってのは何だかロマンチックな話ですね。
コンピュータにもココロが生まれるのかな?
情報源: Siriの精度は、Apache Mesosと人力の力 | iOS | Macお宝鑑定団 blog(羅針盤)
情報源: Apple details how it rebuilt Siri on Mesos – Mesosphere