NTT ドコモさんLTEネットワーク仮想化の実証実験に成功 #docomo #lte

さすが ドコモさん。
通信サービスの提供だけでなくLTE通信の安定運用に関する基礎技術の積み上げなどをせっせと実施している模様。

NTTドコモ、Alcatel-Lucent(ALU)、シスコシステムズ(Cisco)、日本電気(NEC)と組んで実施したLTEネットワークの仮想化技術に関する実証実験が成功したそうで。

需要がましたらボコボコ増やしていく(1:1対応)
壊れたら別のハードにお任せ!(1:1⇒1対応?)

LTEの根幹にあるハードが壊れた際、どう振る舞うか?という事に関する実験のようで、サーバの仮想化と大体同じ考え方の様子。
いくつかのハードを用意しておき、外見上は1台のハードとして振る舞う仮想ハード(仮想化)があり、その中には確かに実際のハードを用意。

1台が壊れても別な1台のハードが壊れたハードの代わりとなり活動を実施する。というもの。
面白いところは、外見上1台の仮想ハードなのに中身も1台分のハードがあるところ。
(模式図だから?ただ、運用上は理にかなっていそう。)
だめになるまでひかえのハードが用意されてるとか、RAID5みたいにバックアップ側も一緒に同じ稼働をして片方が壊れたタイミングでもう片方も壊れシステム全体が倒れるなどというお笑い状態に突入しないw

まぁ、実証実験なので、このあと本番導入までまだステップは有るのでしょうけど、ドコモの品質を強固なものにする上では、こういった積み重ねは大きいのかなと思った次第。

目立たないニュースだけど、なかなかすごいことかと。

ネタ元

報道発表資料 : 世界主要ベンダー3社とネットワーク仮想化の実証実験に成功 | NTTドコモ.