大きい方がProっぽいんだけどなぁ。
iPad Proが2つになってしまった。
iPadに関していえば、ネーミングがテキトー過ぎて嫌になるくらいだ。
第3世代iPadにあたる「新しいiPad」とかは既に古いものだが、歴史に名を残すダメなネーミングなのではないか?
さて、今回の話。
小さなiPad Proが気になって色々見ていたのだけれど、iPad Air2と比較するならば圧倒的にiPad Pro(9.7インチ)なのだけど、今回は大きな方のiPad Proもいるので心苦しい。
今回のiPad Proの利点は液晶の色域、ダイナミックレンジの向上、カメラの向上
更にはツイーターの役目を果たすスピーカーを2発加えた4発のステレオだろう。
残念ながら大きな方のiPad Proの4GBのメモリもなく、A9Xもクロック数が抑えられているという話だけれど、大きなスクリーンでもないし、なんとか…なるのかなぁ。
3つの優秀なタブレットが並んでいるとしてどれを選択するか?中々難しい問題ですが
解放としては、用途別で解決していくのが良いのではないかと思った次第。
で、色々書いてみた…
◆リビングでテレビの副読本として使うならiPad Air2で何ら問題無いだろう。
タブレットの主な用途はブラウジングと動画再生だったりする。
リビングでソファに腰掛けゆったり過ごすときに使うデバイスとしては最高だ。
ソコソコのパワーが有り、高解像でAmazonでの買い物から
電子書籍の閲覧までなんとかなる。
そんな用途ならiPad Air2でいいだろう。
漫画ならiPad mini3ってのも有りだそうだ。
◆家で映画を楽しむならiPad Proがいいだろう。もちろん絵も描ける。
iPadを何に使うのか?ということを聞かれることがあるけれど、やはり、最適なコンテンツがなければ少し寂しい物。
iPad Proと名前がつくだけに、KPIを見るためのダッシュボードとしてビジネスで採用されたり、イラストレーターが手頃なタブレットとして絵を描くツールとして使うことができるということは容易位に想像がつくところだけれど、KPIの閲覧が迫られている管理者に皆がなれるわけではないし、4発ついてるスピーカーは飾りではない。
そう、家で使うななら音を楽しみながら見る事ができる動画系のコンテンツビューアーとしてiPad Proは使えるのではないか?大きいことはいいことだ。
ただし、重いので持ち出しは出来ないし、重さというのは利用頻度を下げたりもする。
◆小さい方のiPad Pro はどうする?
まだ、製品として市場に出ていないので用途の提案をするのは少し厚かましいのだけれど、やはり、製品性は見えてくるもので。
今回のiPadは絵を描く、写真を撮る、といった用途にマッチすると思う。
さらに、それをよく持ち出す人に最適なツールになるのではと予想。
デジカメで撮った絵の確認やモデルさんとの談話のさいのツールなどに。
写真を撮る人にとってはストレージの大きさが気になるところだけれど、256GBあれば、とりあえず写真のチェックくらいはできるということで、なんとかなるレベルなんでは?とも思ったり。
また絵の製作に使うのもいい。
僕としては絵を描く際の下絵によくiPadを利用していたのだけれど、どうしても色の再現性が低く(いま思へば色域が狭かった模様)こんなものかと妥協していたところですが、テストで色を試し、本番の絵に向かうなどといったホビーでの用途にちょうどいいサイズであることは体験的に知ってます。
絵師のみなさんにとってはWindows系の方がアプリも揃ってていいのかもしれませんが、手軽に持ち出せる重さのiPad Proはそれでも魅力的な存在なのでは?と思った次第。
家に有るタブレットがそろそろリプレイスの時期に来ている。なんてひとはもちろんiPad Pro(並)を買ってもいいと思う。その時出ている最先端のものを買うことは非常に気分もいいものだ。
あと、手描きのメモをとるのが癖な人もApple Pencilを試す価値はありそうだ。
オプションのスマートキーボードに関しては、日本語打ちに問題が有るようで、気になっている人は製品を何処かで試してみてから購入をした方がいいのかもしれない。
また、LEDライトもついてるし、電池も長持ちするから外に遊びに出る時の野外散策ツールとして持ち出すのも有りかな?なんて思ったり。
逆に言うと、だんだんオーバースペックになりつつ有るような気もするので、 何が必要か?ということも気にしておいたほうがいいのかもしれない。 メモリが2GBということは、メモリ周りだけを考えるとiPad Air2と ほぼ同じ状態なので今後は特に2GBあればiPad Air2でもなんとか 暫く渡り合えるという気もする。
■Air3ではない何か
なぜ、今回のiPadがAir3ではなかったのか?というのが少し引っかかるところでは有ります。
おそらく、軽さの追求。という方向性を一旦ストップして付加価値の方向に寄せたこと。加えてMacBookも含めて【Air】という名称の市民権をそろそろ剥奪したい気になっていたのでAirという名前とコンセプトを終了させようと努力したのかもしれません。
Airという名前が製品を陳腐化させるという読みでも有ったのかな?
名前のスイッチが入ったということは、この路線を暫く続けるのかもしれません。
そういう意味では、長持ちする製品だということは何となく実績で判ってますし、せっかくだから少し高い方を買うという選択肢=iPad Pro(並)もありなのかもしれませんね。
ところで、9.7インチのProが売れたら iPad Pro(小)が出るのかな?
情報源: iPad Pro – Apple(日本)