Appleさん教育分野に本気くさい。
iOS9.3では教育分野にのみ絞って公開する新しい機能を付けることを先日書いた。
「マルチユーザーサポート」「Classroom App」「Apple School Manager」「Managed Apple IDs」など、学生IDの登録にはじまり、学習の進捗や学生の見ているページのチェックなどアカウント管理を中心に機能を拡充しているさまが見て取れた。
今回の情報では、Appleは更に企業買収を通じて教育技術を充実させる模様。
買収先は…
新興企業LearnSproutだ。(Bloomberg報)
学内の成績を一括管理。このソフトを利用し教師や事務職員が「問題を抱える生徒」を支援するデータ分析が可能。全米の42州で2500を超える学区にソフトウェアを提供中。
つまり、成績分析ソフトを買収したってことになるのかな?
成績に問題を抱える生徒…。
ぐぬぬ。
Testって言うくらいだから、なにが分かるかわからないのかを分析するための材料ってのが本来の意味なんだろうけど、実際のところでは「テストの内容を分析して教えた単元が習得できているかどうか?」ってことは意外とわからないのかもしれませんね。
iOS10以降にこの成績分析ソフトLearnSproutの技術は反映されてくるんでしょうけれど、社会人向けの教育や一般的な機能に教育分野の技術が降りてくるといいなぁ。となんとなく思ってみたり。
情報源: アップル、教育関連新興企業LearnSproutを買収か–「iPad」向け製品の強化を図る可能性 – CNET Japan