WiMAXやLTEの更に先の技術の話?
と思ったらさにあらず。
MIT(マサチューセッツ工科大学)のLenin Ravindranath Sivalingam氏が
発表した論文はある種モバイル通信における電波の授受の新しい考え方。
デバイスと基地局でやり取りをする際に、GPSや加速度センサーの情報も
やり取りをしておき、次に向かう場所を予測
ハンドオーバーの効率を上げていくという感じの技術が実証できた様子。
結果として移動中の最大スループットが50%向上。
基地局切替え回数が40%減少したとのこと。(電池の減りが軽減!)
素晴らしい!
ということで、現行の3G や4Gのスピードが倍になる新技術が
登場するという話ではないのだけど、安定した高速通信が
ベストエフォットの理論値に近い値で提供できるようななるようで。
(5Gとか次世代通信のあたりで採用になるのか、それとも
すぐに3Gの改変版を作り上げるのかは不明。
そもそも、実験室の技術であり商業ベースにのるのはまだ先かも)
サービス品質向上と、ストレスの無い通信が出来る意味では
未来が明るくなる話ですね。
ベストエフォ~ッッッット!
ネタ元
マサチューセッツ工科大学さん
http://web.mit.edu/
http://people.csail.mit.edu/lenin/
Engadgetさん