動画配信業界の雄Youtubeさんが一大決心。
Youtubeを素晴らしい音楽体験の場にする。
(By Youtube)
と、このほど表明。
YouTube Music Passという名前が噂されてる
有料サービスをスタートっぽいです。
ソニー、ワーナー、ユニバーサルの
3大メジャーレーベルといくつかのインディーズレーベルと
契約締結していて、音楽業界の実に90%を網羅。
で、ココカラが今回のネタ。
メジャーレーベルに加入していない、
Youtubeとの契約をしていないアーティストは
Youtubeにいっさい動画があげられないそうです。
(彼らインディーズなひとにとって
Youtubeは収益に直結するそうでネタ元さん
激おこぷんぷん丸状態。)
日本ではどういう対応になるかまだわかりませんが
こういう対応は結構早いのかも。
ネットが全盛になり、音楽業界にも変遷が有り
フリーミアムな波が来てYoutubeに音楽があがり
メジャーもインディーズも垣根が曖昧になって
いまになってこういうニュースが出てくるのも時代を感じます。
(だいたい10年位かな?)
フリーミアムも収穫フェーズに差し掛かっているのかも。
フリーミアムは終焉を迎えつつ有るということでしょうか。
ずっと無料だったもの、価値を意識せず堪能したものを
ある日突然有料にする。
かなり社会実験的な状況かとも思います。
インディーズレーベルもYoutubeさんと契約はできるようですが
メジャーレーベルさんとは大きな差があるそうで。
しばらく流浪の旅に出ることかと。
やはり、ある程度マスな規模がないと
業界は潤わないってことですかね…。
ん、
でも、
日本にはニコ動がある!
という声も聞かれそうですがアメリカさんでも
似たような利用サービスのシフトが起こり
どこか別なサイトに避難するのかもしれません。
ネタ元ではずいぶん辛口ですが
ぼくはYoutubeを悪くいう気は特にしません。
大きな場所で勝負をするには
大きなバックボーンを必要とすることが多かったり
自分が何らかのものを得ようとすれば
対価を払わなければならないことは現実世界には
ひどくありふれた風景なのだから。
(急激にネットやITが旧来世界と歩調を合わせてきているようにも思います。)
また、少々絶望的な状況が予見されもします。
Youtubeの1/10のトラフィックだったとして
どれだけのサイトがそのサービスを
快適に無料に近い形で支えられるのか
疑問符が並ぶわけで。
Amazonなどのサービスも手をあげるかもしれませんが
メジャーレーベルの目が光っている場所では
大きな成果をだせるようなことはないのかも。
あと、まぁ、次世代のサービス
次世代のデファクトスタンダードが現れたとして
数年後にはそこが業界と手を組むということは
往々にして考えられること。
と、いうわけで月曜夜にふさわしい?音楽に関するホラーでした。
<パオ!
ネタ元