ロイターさんが掴んだ情報。
Appleが米英豪で展開するニュースアプリ『Apple News』での話。
なんでも、
「Appleがニュースの有料配信に乗り気。」
ってことらしい。
昨年9月にサービスインし既に10月時点で、Newsの利用者は約4000万人に達していたそうで。コンテンツ配信会社数もこの1月で100を超えたそうだ。
その割に
ニュースのヘッダーと見出しをちらっと出すレベルに留まり記事の内容はサイトに誘導するよく出来たRSSリーダーのようなものだったようで。
「Appleのニュースアプリは薄い」
と言われる始末でApple自信も困惑していた模様。
(現状はiAdがくっついてる無料コンテンツだった)
ワーナーを買っちゃう!なんていうウワサも出ているくらいに、Appleはコンテンツの囲い込みや利用者への価値あるサービスの提供をするということに最近真剣なだけに、Apple Newsを有料で定期購読配信を実施するっていうのはアリなのではと思った次第。
AppleのiPhoneを選択しているユーザーは、サービスに金銭を払うことを文化として理解している部分が有るので、この流れは非常にスマートなのかもしれない。
日本で言うところの
グノシーやスマートニュースの役割を
Appleが有償で引き受けるということ。
iPhone上で動くMSOfficeの互換アプリをAppleが用意するようなものでよくよく考えれば、今までAppleとサードパーティが通ってきた道のりでも有る。
未来のiPhoneはニュースにも強いってことになるのかもしれない。
メディア王、ルパート・マードック氏がかつて見た「The Daily」の夢
をAppleは現実に引きずり出すのだろう。
マードックでも難しかった有料ニュース配信を実現できるか?
情報源: 米アップル、ニュースアプリで有料コンテンツ配信を計画 | Reuters