1/3 白黒?フラット?ウワサはどうなった?
2/3 Appleのデザインポリシーが変わった。
3/3 新プロダクト
●プロダクトは
大きくはMac Book、Air、Mac Pro、AirMac系のものがリニューアル。
iPhoneやiPadはハード的な発表はまだとのこと。
新プロダクトの話で一番大きいのはMacProで
次の10年に向けてのデザインを打ち出してきたということと、
G4 CUBEの再来というような小ささとコンセプトで少し危なっかしい気分がする。
プロ用筐体=デカイ
という常識を覆しシリコン・グラフィックスの筐体のように
ミニマムな筐体の中に、詰め込めるありったけのテクノロジーを詰め込んだような
そんな風貌であり、炊飯器とか、加湿器とか、携帯用魔法瓶とかのような
生活の中に有ってもおかしくない存在を狙ったのだと思う。
前時代のPowerMacG5の筐体がSF的で生活とは相容れない存在という
メカメカしさを持っていたのから考えると、ゆり戻しとしての生活や
空間への調和を考慮した設計となっているのだと思います。
(PowerMacG3以来の取っ手がついたデザインという、重い筐体へのアンチテーゼが
ココで解消されたという意味でも記念スべきプロダクトだと思います。)
また、大きな問題がなければ、今後10年はコレで行くというAppleの
意気込みが感じられるエポックメーキングな筐体でもあるなと思います。
(廉価版的な意味合いが強くなるMac miniがどのように進化するか逆に不安になる。)
Mac Book Airに関しては、レティナディスプレイでないことで差別化。
無線LANなどが802.11acに対応、チップセットHaswellによる省電力化などで
9~12時間の利用やストレスフリーなコンピューティングが可能になるなど
日常的に使うプロダクトとしての成長が見られるカタチとなりました。
恐らく数日も経てば当たり前の道具として皆さんの手元に投入される
プロダクトになってくるんでしょうが、とにかく、発表会が何かキラキラしていたことは
記憶にとどめておいていいことかなと思います。
Appleにとっては大きな一歩だったと思います。
このステップを乱さず新しい挑戦を続ければジョブズ御大の見出した
ものとは別のAppleが具現化していき、それらは多くの人に受け入れられるのでは?
と思えた瞬間でもあります。
とにかく、次の製品発表が俄然楽しくなって来たことだけは確かです。
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