1/3 白黒?フラット?ウワサはどうなった?
2/3 Appleのデザインポリシーが変わった。
3/3 新プロダクト
デザインとイメージ、理念の根底について。
Apple自体のデザインやポリシーについて少し考察してみる。
●フラットデザイン
実はそこまでフラットではない。
言い表す近い表現がなかったから持ちだされた表現といった感じで
鼻につかないレベルでの3D表現が散りばめられたり
シャドーやすりガラス的なじわっとした表現も散見され、
ストイックに 他を排斥するデザインでは無いことを確認。
あと、アイコンに関しては、擬似的な立体感よりもシンプルさと
テクスチャ感の少ないデザインにスイッチしていることが判る。
「フラットデザイン」という比較的理解しやすそうなフレーズで
まとめてはいるが、実際には従来考えられるフラットデザインではなく
いやみなく拡張されたフラットデザインといったところかなと。
●何がどうなったか。
一言で言えば
「喉のつかえがとれた。」
というのが、近い表現になると思う。
ルックアンドフィールの雑感を話しておこうとおもう。
iPhoneはシェアが大きく、以前コミットの多いデバイスだけれど
AndroidがかつてiPhoneの良いところを真似たように
iPhoneもAndroidのいいところを、新たな解釈を添えて柔軟に取り込んだように思う。
いわば、自社がベースを作った理念の逆輸入と言った感じ。
Mailやファイルのシェアが洗練されたり、今までiPhoneにとって「?」の連続だったものが
一挙に解消されたように思う。
ジョブズ時代のWindowsやAndroidと対決の図をすぐに作っていたAppleとは
変わったことがそのままデザインに出てきたように思います。
孤高であり、ライバルを意識していないというところ。
たとえば、クルマなどであれば競うことも必要だが
電話を競うってどうなの?って言い飛ばしてもいいくらい
機能や仕様、数値的な上下などのわかりやすい部分ではなく
日常使うものとしてのバランスが上手く調整されてきたということだと思います。
決して枯れたプロダクトではないけれど、製品に対しての
立ち位置とアプローチがしっかりしているから、
それらを ひとつひとつカタチにしたというような感じとでも言うのでしょうかね。
単純な「新機能がついたぜ!」という喜びではない。
あなた達の使っているiPhoneが便利になって、このように変わります。
という、提案に近いようなストーリーが見て取れる プレゼンテーションでしたね。
さて、製品はどうなるのか、実際は9月くらいに その実際のナリがわかるというところでしょうか。
次へ☆
おなじ公演を見ていて同じような印象が多くの人に伝わるというのはよくあることで
ITメディアさんの記事も同様の新生Apple?の自信に満ちたプレゼンテーションについて
書いてあります。
このまま良いプロダクトがどんどん出てくるといいなぁ。
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1306/11/news125.html
おなじ公演を見ていて同じような印象が多くの人に伝わるというのはよくあることで
ITメディアさんの記事も同様の新生Apple?の自信に満ちたプレゼンテーションについて
書いてあります。
このまま良いプロダクトがどんどん出てくるといいなぁ。
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1306/11/news125.html
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