この動画の1:00から始まる『MissionControl』の操作が素敵。
■新生MacBookの役目
MacBook AirはMacBookをスタイリッシュで軽やかで高級なものに変えていった。
MacBook Proがあったので、そこまで高級なものにはしなかったけど、ポリカーボネートの白いMacBookがチープなイメージになってしまったのを刷新し、接続デバイスを最小限に抑え、光学ドライブを取っ払い、封筒に入るスッキリとした物体へと昇華した。
だけど、昨今、MacBook Airが従来のポリカーボネートのMacBookが担ってた「安いMacBook」という地位に落ち着くようになり久しく、あの太いベゼルとレティナディスプレイでない唯一のラップトップMacと言われるようになり…。
Apple的にはこの「安さ爆発のMacBook」=MacBook Airをそろそろ刷新したいんだろうなという動きの発露が今回発表になった『MacBook』なんでしょう。
結局ポリカーボネートのMacBookと同じ、MacBookという名前に落ち着き、薄くデバイスのI/O部分がとにかく少ないMacBook Airのお株を奪う作りになりましたよ。と。
一部では、中途半端なスピードで、天板の林檎も光らないし、イケてない!という話もあるけど、このMacBookはそういうユーザー向けじゃないってのが軽さからもわかったのでは?
恐らく、MacBook Airを統廃合し、将来的にPhotoshopなどを使う『MacBook Pro』とプロでないひと向け、ビジネス向けの『MacBook』って構成にしていくんでしょうね。
MacBook Airは、今回の発表でレティナディスプレイ版が発表にならなかったので、シレッとそのまま終了するんじゃないかと思う次第。(御役目ご苦労様でした)
■感圧タッチ、凄い!
で、今回の新製品『MacBook』と『MacBook Pro』に装備されるようになった感圧タッチがスゴく良さそうなので、実はApple Watchの記事なんて全然書きたくなくてコッチの方を押したかったのだけれど、世の中の動きに負けた形で思わず書いてしまった次第。
トップに貼り付けた動画の1:00~の『MissionControl』に関する動きが特に秀逸。
他には動画の早送りとかそういうデモをしていたのだけど、そんなのどうでもよい。
OSXの最大のメリット、OSXの使いやすさはなんといってもこのExposeの系譜を次ぐ『MissionControl』があってこそだと思う次第。
作業をしていてウインドウがいっぱい開いている時に、深く指でタップすると、感圧タッチ状態になり、『MissionControl』が発動するというわけ。
Windowsガチガチのユーザーに「Macなんて屁みたいなものだ」と言われている時に、このExpose系の動きを紹介すると、関心を示していることが。
Aero?笑っちゃうよね。
ということで、まぁ、Macが圧力を感じ動くものになるという、なんとなく有機的なものになりつつ有る印象をこの感圧タッチに感じたため、少しテンション上げながら書いた次第。
■MacBookは誰のため?
という話もでてきますが、ラップトップを持ち歩き商談の際に例示しながら使っているビジネスマンとか、女性営業マンさんなど、重いパソコンを軽くしたいひとへの福音になるのではないでしょうか?
僕さとーは毎日iPadAir2を持ち歩き出社してるけど、とにかく軽いっていうことは素晴らしいことで、重い荷物が減るってだけでビジネスマンにとっては朗報でしょう。
あとは、まぁ「プロじゃない方々」にぴったりなのでは?
■プロはProを使いましょうず。
僕の周りの人は、マシンパワーなどをみて新MacBookをヘソで笑っているところでしょう。
でもまぁ、そのとおり、全然マシンパワーないし、Appleのひともプレゼンに使ってないw
iPhoneの充電とか、SDカードとか、外付けハードディスクとか、スキャナとかそういう煩わしい物が必要な人は恐らくプロなんでしょ。
Appleさんは粋なことに、
13インチのMacBook Proにも感圧タッチを仕込んどきましたよ。と。
というわけで、MacBookがイイね~という話ではなく、感圧タッチイイね~という話の方向で。
プロのひともそうでないひとも、MacBook(Pro)、お一ついかがでしょう?
MacBookやAppleWatchをさしおいて 今個人的にiPod nanoが欲しいという不思議w
ネタ元
新MacBookハンズオン:羽のように軽くてゴージャス、でも不安要素あり #AppleLive
ギズモード・ジャパンさん.