IDCとApp Annieのレポートに関する2013年Q1の世界のゲーム売り上げの
おはなしがゲームキャストさんにでてました。
なんでも「iOS単体で3DSやPS Vitaなど専用ゲーム機の売上を上回ったと」そうで。
グラフはこんな塩梅です。
iOSの内訳などの話はゲームキャストさんに譲るとして
目測ですが、ゲーム専用筐体系の売上減の分をiOSとAndroidに
割り振ったとして、iOSやAndroidの伸び率を足した分のほうが
どうやら額が高くなっている模様。
ってことは、今までゲームに興味がなかった層が財布の紐を緩めた
ということが考えられるんじゃないでしょうか?
まぁ、ゲームハードを持っている人はソフトを買いますこともできるわけですし
「面白いゲームが出れば」このゲームハードの方の凹み状態は挽回できるのでしょうが…。
ただ、近々くるPS4などへのゲームハードのリプレイスタイミングに
ゲーム専用ハードが予測ほど売れず、
同程度の金額で買えるタブレットが飛ぶように売れたとなると大問題。
いわゆる、上のグラフの状況の拡大。
ゲーム専用ハード離れって感じになるのかと思います。
そんなゲーム専用ハード離れが起こると
逆転はカナリ困難なものになり、ゲーム専用ハードを作っている
メーカーや園周辺で活動するエコサイクル内のゲームメーカーにとっては
かなりの地獄絵図になるのでは?とも考えられます。
ゲーム用筐体がAndroidで登場してますがそんなものすら金をかけず
手元にあるAndroidタブレットにHDMIケーブルを繋げ
Bluetoothコントローラーを用意してゲームをするなんてプレイスタイルも認知されそうですし
iOSであれば、AppleTVをテレビに接続。
iPadやiPhoneをコントローラーとして使い、家の大画面をゲーム画面として使う
エアプレイでのゲームプレイとかが主流になってくるのでは?
(会社で似たようなことをしてますが、とっても楽しいですw)
となると、時代を飛び越えゲーム専用Android筐体さえ必要なくなってくるのかな?と
思ったりもします。(マニアはWindows上でゲームするようになってきてますしね。)
そうなるとライトユーザーより上、PCゲームをするマニア未満の
高画質のゲームが必要な人以外には据え置きゲーム筐体は必要なくなるのでしょう。
ゲーム専用筐体がかつて持っていたスケールメリットや市場のがしぼんでしまえば
その影響はゲーム筐体向けの開発をしているメーカーのリスクを増加させる。
なんだか、恐竜絶滅前夜という感じで空恐ろしい感じの連鎖が
今まさに発生するようなしないような…。
iOSのアップグレードとAndroidマーケットの課金率が順調に上昇してくれば
さらには専用筐体の危機への突入速度はグングン上がっていくんだろうなとも思います。
家のデカイ画面でiOSのゲームをお気軽プレイ!
ネタ元
ゲーム機の覇権はiOSへ…? 2013年のQ1、iOS単体のゲーム売り上げが専用携帯ゲーム機の合計を上回る
ゲームキャストさん.