政府(FBI)対Appleなのか?
AppleはIT事業者の矢面に立って「バックドアは作らない!」という良いスタンスで立ちまわってるしFacebook、Google、Twitterなど各社がAppleを支持。
中々肝の据わった話だし、ティム・クックを見なおしていたところ。
半ば、公権力対IT会社の代理戦争の様相を…と思ってたら
どうやら、もう少し違う局面、公職同士の泥仕合になだれ込みうな具合。
AppleにFBIが強い姿勢で訴えているが、実はAppleとしては、通常の手段で協力することが出来たそうなんだけど、どこかの段階で【手違い】が有り、該当のiPhoneのログを見ることが通常の段取りではできなくなってしまったのだそうだ。
手違いとは、ログインパスワードをしてしまったことに有るらしい。
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FBIが指示してパスワードをサンバーナディーノ郡保健所職員に書き換えさせたのか
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サンバーナディーノ郡保健所職員が勝手にパスワードを書き換えてしまったのか
という話に争点が移行。
そんな操作をしなければ、
全然難航しなかった案件なだけに、
どうしてこうなった!という感じ。
ただ、まぁ、自分の手下が失敗したからといって、すぐ権力を傘に、バックドアを開けろ!だなんて、横暴極まりないですよね。
テロ対策、ということで、何らか別の方法はないものでしょうか?
前例を作ると、テロ対策以外にも色々なことを始めそうな感じもあるので、Appleさんには頑張って欲しいところ。
Apple製品の良さやITガジェットを使う自由が奪われるのは余り見ていて気分のいいものではない。
ま、中華製品などは別のバックドアが付いてるわけで、それはそれなんだけどね。