朝からMacの新製品の話を書こうと思ってたのだけど、この時間なのでちょっとコラム的に。
MacProは2013年からApple的に放置プレーだったので今回のアップデートは新鮮な感触。
ただ、Apple的には珍しく、
来年のMac Proの大幅アップデートを同時に謳っている。
つまり、
待てるなら、買うのは来年のほうが良いよ。
というAppleからの意思表示だ。
企業での導入…
例えば、とにかく早くワークステーション的なMacが必要だ!という人にはどうぞ。
とな。
2013年モデルとの比較は和洋風さんで実施中。
見てきたけど、まぁ、驚きはない。
USB-Cがとにかくいっぱい。とか、そういう馬鹿げた驚きがない。
ドッキングとかそういうギミックも全くない。
マシンスペックを上げた同型バージョンアップ機という感じ。
最近出た量産型?iPadもiPhoneSEの中身を流用していたけれど、Apple=先進!シャレてるという雰囲気から脱却して、少し落ち着いた製品リリースをしている感じですね。
恐らく、この動きは新しいiPhone8(iPhoneX?)に対する初期動作で、大きく動く前の前振りなのでは?と勘ぐってみてみたり。
となると、iPhoneXが大幅進化となるように、
来年のMac Proは超絶大進化!
…と、なるといいなぁ。(希望的観測)
ただ、iMacも年内には出す。とか
ディスプレイも新作つくるよ!とか言ってみたり、
どうも顧客の財布が冷えてきているので、取り分を残しておいてね☆というティム・クックからのメッセージでしか無いようにも。
つまり、スティーブ・ジョブズ的な驚きのマーケティングから、噂などを流される前に、特に10万を超える高額製品でかつ、主力製品でない、Macについては先に話をして財布の準備をしておいてもらおうというマーケティングに変えてきたのではないかというところ。
発表会の会場さえ自前で用意できるわけだし、秘密を貫くのにAppleParkはうってつけというイメージも有るけれど、もっとフレンドリーでユーザーのことを考える会社に変わろうとしえいるのかな?という気が。
稼ぎ頭の製品ではなくなったMacについては、アップデートが停滞しているので、新しい製品を出すよ!というアクションを感じさせる発言には安心感を覚えるのだけれど、やはり、少し寂しい気も。
Mac miniなどは将来的には出すけど、まだ出し惜しみということのようだし、どうやら、Macに関するスタンスはイケイケという感じには今後も成らないような気さえする。
付かず離れずくらいのスタンスかな。
iPadに関してもiPhoneと比べればそこまでダイナミックなアクションをするものではなくなったと。
コモディティ化は悪いことではない
iPhoneはまだ余力が有る。
そして、Appleがアクションをする部分として取っている余力は
僕らの知らない未知のOneMoreThingに掛けられるように取り計らっているのでは?と。
思えば、iPodなんかも世の中を騒がす製品ではなくなって久しいし、Macも今回のような扱いだ。AppleWatchやAppleTVもちょっとね。
となると、クルマなのか、ARなのかMRなのか、新しいモノを用意しているぞ。というメッセージが今回の発表なのではないかな?と期待をしてみたところ。
実際、アメリカが持つ余力としてのAppleにはまだパワーは有ると思うので、そういう大きなうねりを生み出す何かを期待したいところ。