無線給電…といえば、エステバリス!by機動戦艦ナデシコ
QSCR(Quasistatic Cavity Resonance)の実証実験が公表されました。
部屋に入ると室内に電磁場が発生していてその電磁場を利用して充電。
部屋には電磁場をつくる銅製の支柱。室内はアルミで覆う。
その中に有るものに最高95%の高効率でワイヤレスに電力供給。
Wi-Fiみたいに、部屋のどこにいても…電力が供給される。
最大1.9KWの電力供給。
※この電磁場は人間の生活に支障がないレベルということらしい。
スマホ、スマートウォッチ、イヤフォン、タブレット、パソコンなどに電力供給。
なんなら、蛍光灯や扇風機、ロボット掃除機、おもちゃ、他にも冷蔵庫やテレビなど白物家電にだって電力供給をしたって構わない。
洗濯機やクーラー、電子レンジなどの電力消費が激しいものはどうなんでしょう…。
部屋の中にあるコードを取っ払えれば随分と気分の良い生活になるかもしれない。
あと、この支柱とアルミのバリアさえ取り付けてしまえば電源周りの工事は必要がなくなる。
家屋内の電気工事が不要に。
これって
建築にとっても革命的な技術
になるのかもしれない。
(断熱ボードなどにアルミを蒸着した素材を内包しておくなどすれば問題ないようだし。)
難点といえば、部屋ごと改修しなければならないし、人間もその電磁場にさらされるので物理的、精神的導入への障壁は結構高いような気がする。
まずは、小さな電子レンジ大の箱レベルで家庭に入り込んでいくんじゃないかな?
投げ込んでおけば充電完了するスマホとかイヤフォンとかスマートウォッチ入れとして。
そのレベルでも充分実用的だと思うけど、どんなふうな未来が待っているのかな?