●温故知新
Windows mobile というと、これまでスマートフォンを牽引してきた
選択肢がWindows mobile がスマートフォンでは主役な感じ
(シンビアンやブラックベリーももちろんあるが)
だっただけにここのところのニュースの減少は気になっていたところ。
で、今回のネタ元、Think itさんに久々にWindows mobileの後継
Windows Phoneの取材記事が出ていたので紹介してみます。
内容では、PC、モバイル、TV(←New)など、みなさまの前にある
スクリーンに最高のユーザー体験を提供していく..とあります。
●テレビもWindows?
Apple TV、Google TVなど競合他社がTiVoの牙城を崩しに掛かる
って言うニュースを聞きつけTVを席巻するなにかも討中なのかな?
と思わせる部分も
ソニーさんが以前VAIOでホールケーキみたいなデスクトップとか
VAIO Xとかやってたけど、Windows自体はMediaCenterが
確かバージョンのひとつとしてあっただけで、
マイクロソフトさん的にはそれほどコミットしていなかった気もする。
今回「皆様の前にあるスクリーン全部」なんて大風呂敷を広げたのが
異例のことのようで、なんだかすごい切迫した空気を感じました。
●展望は今までどおり?
でも、将来の展望としては、法人をまずカバー。いまのところ
コンシューマー市場に関してはWindowsのチームにとっては
これからの課題としてあげたいなというレベルな感じだったようす。
マイクロソフトさんといえば、Xbox360という強いリソースがあるのに、
BtoB向けチームは意識的にその話をしていないのでしょうか?
Appleでさえ、照れながら「AppleTVもあるでよ」って主張しているのにね..。
●Windowsだがクラウドなんだぜ?社内的にホット??
(←飴玉でわた菓子ができるスグレモノ)
Windows=デスクトップという呪縛がまだあるのか、クラウド化を
すすめるってのが、コンシューマー市場云々より重要なようす。
目下のお題目のように話してます。(既にWindows Phoneの話じゃないw)
世の中の変化とは別に社内に改革すべきお題目がある感じなのかな。
●ターゲットは変化、ついていけるかチョット心配。
これまでのマイクロソフトがさすコンシューマ市場ってのは
「PCいじるのが趣味だったり、PCが好き、もしくはそれに近い人」の集まり
だった気がするけれど、AppleさんやGoogleさんがモバイルのジャンルに
入り込んできてからはようすが変わり「新しモノ好きの一般人の集まり」
くらいにシフトしてきてます。それだけにパイの大きさも大幅にあがったし
分かりやすさとか仕上げのよさが求められるようになってきたかなと。
そこらへんにマイクロソフトがどれだけ対応できるのかも見物かも。
米国では、ちっちゃな端末「KIN ONE」「KIN TWO」を発表したり、
派手な展開をしてますが、 日本でもこういうのが出れば、
それはそれでウケるとおもうんですがね。
(マイクロソフトさんの製品のネーミングって日本ではなんか変ですよね
ZUNEがズネだとおもってたらズーンだったり、KIN ONEてキンワン?
日本では愛称を変えるとか、何か企業努力が必要な気がするww)
邪推だけど、この取材記事、5/18のdocomoなのかソフトバンクモバイル
なのか、発表会前に折り込んでおくサプライズ記事の付録取材だったりねw
●まずは手堅くという滑り出し。
でもまぁ、マイクロソフトさんとしては、得意の「ビジネスユーザに
コミットします」ってところからはじめるらしいし、話題がモバイルの
話からそれている部分もあり、色々大変なんだなぁって思わされました。
現状Windows Phone 7の評判が芳しくないので、この先の展開に
期待という締めくくりしかしようが無い感じなのかなぁ。
実際の2010年は宇宙より電話が話題のマトだったww
ネタ元
Tink it さん
http://thinkit.jp/article/1213/1/
Gizmodeさん
http://www.gizmodo.jp/2010/02/windows_phone_7_developper.html