宮崎駿監督お疲れ様でした。
宮崎駿監督、ベニスに死す。
ってか、ベネチアで幕を閉じたのは茶目っ気かな。
こんな引退会見、相撲取りでもないのになぜ?という気もしますが
自身の「やめるやめる詐欺」状態に終止符を打つ意味で
宮崎氏流の身を挺したジョークでしょうか?
さて、宮崎駿監督は堀越二郎が10年に集中した部分を
30年突っ走ってしまったわけですが、そうなると問題が生じます。
無理を通すとだいたい周囲を破綻させることになりますが
リレーすることはせずに、後継者がいない状態になってしまっていて…
まぁ、ジブリに関しては後継者はいなくて宮崎駿=ジブリで
このあとは、なんとなく店じまいに向かうのかなと。
宮崎駿自体はなにか別のことをしたいと言ってますのでそこにも期待。
さとー的に勝手な予想をしてみると
・児ポにガチ勝負(宮崎駿的な独自アプローチでセーフゾーン拡大)
・戦車映画?の監修などプロデュース(鈴木敏夫氏が羨ましかったとか)
・3分番組、てーきゅう的な番組を作るとか?(コレは面白そう)
・新作マンガを作成(筆が遅いからネームまでとか)
・庵野監督によるリニューアル版ナウシカのダメ出し役(コレが濃厚)
・みんなのうた的な児童と戯れる何かを作る(世間的には期待されてそう)
・幼稚園の園長(ありそう、ってか、ジブリの森に何かあった?)
・小学校の校長(似合う。似合い過ぎる。)
・小説家に転向(面白みがない展開ですね)
というところでしょうか?
宮崎駿氏本人がおっしゃるように、彼自身はレジェンド状態でありながら
既に「自由」の身。過去に積み上げたものなど物ともせず
好きなことをやって余生を過ごしていただければと思うのと
おそらく、なにか意欲は枯れていないでしょうから、
アニメというものとイイ感じに距離をおきながら自身の活動は
ほとばしる熱いパトスにまかせて続けるのでしょう。
「飛ばない豚はただの豚だ。」 ってのは彼自身への叱咤激励ですしね。
宮崎駿氏(敢えて監督とは言わない)の第二章に期待。
最近わかったのは、老人は体力が続く限りめげないもののようですし
才能ある人なんで、ガンガンぶっ飛ばしてほしいと思います。
ルノワール的ですね。
ネタ元
宮崎駿監督「僕の長編アニメーションの時代は終わった」
NHKニュース.