ラジオの復権の日は近い。
ネットでラジオが聴けるってことで、大人気だったradiko.jpですが、
競合するラジ郎などをうまくブロックしながら
iPadで新規のアプリを出すなど快進撃を続けているごようす。
4/12~25に実施した利用者アンケート(有効回答2万2千)で
radiko聴取者
・約8割が男性
・30-40代男性が6割
・20-30代女性が女性全体の6割
地上波ラジオユーザーよりも、ネットユーザーに近い構成になってるとか。
軽くグラフ化するとこんな感じ↓
radiko.jpに関しては、ネット界隈で告知を行ったわけだし、
回線とハードを確保できる層で、可処分所得を持つ層が利用者だから、
上の像は至極当たり前の結果では。
ニュースリリースは、発信元IPサイマルラジオ協会さんの
ワンサイド情報っぽいので、うまくミスリードをしている感があり
掘り下げて取り上げるのは得策なのか不明。
聴取時間がどれくらい増えたか不明で
(ていうか、聴いてなかった⇒聴いたのレベル?)
85%が地上波ラジオも含めて聴取時間が増と発表してます。
内訳的には、
・10%がradikoによって「初めてラジオを聴いた」
・34%が「久しぶりにラジオを聴いた」
「新たなラジオリスナーを開拓できた」といってるが逆の見方、
ラジオリスナーの取り込みに失敗してきたが、巻き返せたということかも。
ラジオの将来をまじめに考えると、聴取者の分析もいいですが、
スポンサーの言いなりで骨太な番組やラジオドラマが減り、
FMでさえもAMのガヤついた番組になったような気がするんですよね。
(某東京のFM局が凄いことになってる)
ネットとの相性はとてもいいのだから、もっと素敵な値が叩きだせるはずなのに。
番組構成、スポンサーの再検討、ゴタゴタを招いてる人員など
一度全部リセットして仕切りなおせばよかったと思うのだけど、
どうもこのIPサイマルラジオ協会さんが中途半端に延命したのかなぁ
という印象もあります。当事者の人たちからはリセットなんて
中々いえないでしょうけど、このままズルズル進むのかなぁ。
サイマルなんて、カラーテレビ創世記の言葉でしょうしね。
なんか時代が全然違う気がするんです。
世の中右も左も真っ暗闇じゃ(ry
ネタ元
IPサイマルラジオ協会 ニュースリリース(PDF)
http://radiko.jp/newsrelease/pdf/20100528_001_pressrelease.pdf