失せ物に優しい世界が来るぞ!
昨年でるぞ!って噂だけでズッコケた忘れ物防止タグ(以下AirTag(仮))が満を持して2020年の9月に発売になるのかも。
「Apple謹製の忘れ物防止タグ」
とってもいいね~。
超広帯域無線、UWBとその無線を司るU1チップを使ってタグの位置をつき止める。ってのが仕掛けの肝なんだけど、昨年9月の時点ではU1チップが搭載されているiPhoneは「iPhone11,11Pro、11ProMax」の3機種だけだった。
まぁ、確かに出す方から対応機種は多いほうがいい。
で、昨年は発表しなかった。
iPhone11は予想を上回る売れ行きらしいですし、廉価版のiPhoneSE2にU1チップを入れ、更に9月にiPhone12シリーズを3機種発売、さらに11月頃にiPad miniがU1チップ入りで発売するのであれば、ここ2年の新製品全てにで対応。U1チップの大きなネットワークが活用できますよ!とアピールしてくるのでは。
このAirTag(仮)はU1チップの付いた機器のWi-FiやBluetoothをつなぎネットワーク化。全世界にメッシュを張り巡らしAirTag(仮)がどこに有るのかを探せるようになるのだとか。
家の中になくても、別の人が持ってるiPhoneの近くに有れば、そこにAirTag(仮)があると知らせてくれる仕組み。
(別の人にはそこにAirTag(仮)があったなんてことは全く知らされないのだと思います。もしくは事後お礼とかかな?)
で、気になったのが関連しそうな特許が先日出てきた。
HomePodの設置やiPhoneのHomeアプリを使った機器の設置の特許ね。
特にHomeKitの開発環境がオープンソース化した後なのにHomeアプリについての特許が出て聞いたのはなんでだろうな?と思ったのですが、AirTag(仮)成功の鍵として用意しておいたのでは?と勘ぐった次第。
特に、スマートライトなどの設置などをする際に超広帯域無線(UWB)を使いますよ☆ってしれっと記載されているのですが、UWBこそU1チップが対応する分野でございます。
なんなら今後Appleが出す機器にU1チップを載せてしまおうって話なのかもしれませんね。
Mac miniが発売になるそうですが、それもU1チップを乗せるから…なのかもしれません。
iMacもでますし、今年以降iPadがどんどこ発売されるのもこの布石なのかも。
HomePodもリニューアル…するのかな?(さすがに判らん)
まぁ、Appleの最近の戦略ですと、チップ周りを自社で用意して流用しコストを下げるっていうのが流行りですから、カスタムチップを便利に使いまわすというのは非常に理にかなっているのでは?と思った次第。
HomePodに関していえば「なぜHomePodを選ぶのか?」の理由がいまいちなかったところですが、U1チップが入れば「忘れものを無くさないためにHomePodを買った!」といい切れるほどの強みがAppleに付与されるのではないでしょうか?
また、Mac mini やiPadの買い替えにも積極的な理由が生まれます。
なんということでしょう~
書いていて、非常にワクワクしてきました。
AirTag(仮)が発売されるのは間違いないことでしょうから、忘れ物が多い皆さんにおかれましては、お財布の準備を忘れなく。
もちろん、U1チップを搭載した新らしい機器の購入もお忘れなく。
情報源: かの著名アナリストが言っていた。「Appleの忘れ物防止タグ、9月ごろに出るんじゃね?」 | ギズモード・ジャパン