Google I/Oの基調講演が一通り済んで、Appleのニュースも今日は凪状態なので気になったものをまとめておくとしよう。
Project Ara
合体ロボ的な新しい電話。色物だなw
日本ではウィルコムが昔「プラモフォン」を出来そうとしてたがコンセプトモデルどまりだったっすね。
Googleが今回出す合体ロボ電話は合体ギミックが落とすとパージされることがわかり作りなおしになって再度実証実験に持ち込む段階に来たとかなんとか。
ハード的にはまだ発表になってませんが、この秋新発売☆ってことになるらしい。
日本に来るかは不明。
Macよりもアメリカでは売れてるらしく「ネット環境がないと動かない」という部分を克服。その方法は「Androidアプリをそのまま動かせるようになるバージョンアップすること」なんだそうだ。
どんどんノートPCっぽくなっていくというか。
ただ、Android由来のウイルス問題とか怪しいアプリ群をそのまま引き連れてくることに成るわけで、ビジネス向けに使い続けられるのか少々疑問。
オフライン環境での機能とトレードオフというところで少し頭が痛い。
Chromebookに関しては、以前より期待しているところで、価格を抑えつつ機能も充実してきたこのタイミングで大きく変わるのかもしれないと期待。
ChromeのブラウザとGoogle日本語入力とOffice製品(これはOffice365で良い)しか使っていないので、これでもいいのかな?と思えてきている。
あ、Thunderbirdがないと仕事にならない…。
という個人的事情はあるけど、それすらなんとかなればなんとかなってしまうかもしれないw
Instant Apps
そして、最後がインストールなしで使えるアプリ、「Instant Apps」だ。
Webアプリの延長線上、実は名前が違うけど別の形でiOSデバイスやAndroidでも有ったのだけど、もう少しアプリよりになった様子。(以前のはメモリに常駐する限りアプリとして存在するタイプだった)
「インストールせずに使えるアプリ」
っていう不思議なっ存在ですが、
URLをクリックするとデバイスに入ってくる
そうです。
で、フルのアプリとしてではなく、最小限の機能に絞った部分的なアプリがのみがダウンロードされるんだとか。
もちろん、Instant Apps向けにプログラムは組み直さなきゃならないだろうし、全部のアプリが対応するわけではないけれど、重いフルパッケージをダウンロードするまで使えない。というセツナイ状態ではなく、ちょっと使ってみて、よければ後で全部ダウンロード。なんていうことを想定しているご様子。
ただ、ウイークポイントとしては、Webのアドレスをタップすることでダウンロードが開始されるので、釣りリンクとか、意図しないタップによるダウンロードが発生することになりマルウエアの侵入を許しやすい構造に成るのかもな。と邪推。(僕が考えつくことですから、やる人はやってくるでしょう。)
対応は結構前の端末、Android 4.1–4.3.1から対応するらしい。
珍しく大盤振る舞い。
ってか、前からあった技術の焼き直しなんですよね☆
決済のためにNFCを経由してこのInstant Appsを起動する。なんていう芸当もできるようで、どこでアプリを分割するか?という切り口にセンスが求められるところかもしれません。
情報源: Googleのモジュールスマホ「Project Ara」開発者向けは来年の秋にお届け!? : ギズモード・ジャパン