先日このサイト、NenetテックダイナーでポストしておいたiPhone7への「屈曲光学系」の採用がにわかに真実味を帯びてきた模様。
この夏発売する「iPhone 7 Plus」にこの採用されるかもしれない。
Appleが2015年に買収したイスラエルのカメラセンサー技術開発企業「LinX Imaging」のデュアルレンズカメラが搭載される。っていうウワサが出てきた。
しかも、光学3倍ズームを一緒に導入するんだとか。
搭載されるのは恐らくduo
このLinX Imagingのデュアルレンズカメラシステムが採用されれば、確かにカメラモジュールは小型化するだろう。
ただ、あの背面のカメラ部分が出っ張ってしまうiPhone6系のカメラを更に高画質にしつつ、3倍ズームをどのように実装するかを、ほかの噂系サイトは説明していない。
や、いくらイスラエルだからって、
光学3倍ズームを入れたら
iPhoneでも
さすがに出っ張るだろww
そこで登場するのが冒頭にあげた
Appleさんが先日取得した屈曲系の光学ズーム特許だ。
この特許、結構なキワモノで、申請時の画像があってもほうぼうのウワサ系サイトで理解していなかたってのは先に上げたとおり。
んでは、以前よりわかりやすく「おさらい」だ。
入ってきた光を鏡で45°反射させて、 ボディーの底の方に配置したズームレンズを通し 最終的に素子に光を当てるってもの。 そして、なぜduoが採用されるかってのはコチラ。 屈曲光学の前後で光を分光し、底に有る2つの素子に 分光した光を照射するって感じらしい。
このつの特許申請時の資料画像は横に並べるとよく分かるのが面白い。
並べてみると、正面図と側面図として分かるのかも。 側面図には、途中ズームレンズが入っている。 素子は下の部分で待ち構えている状態。
iPhoneの素子サイズが今以上大きくならないのであれば十分に対応可能ということも先日の記事でわかっている。
面白いところとしては、iPhone7Plusにしかこの機能がつかないということ。
屈曲光学系はズームレンズの収納場所も含め結構な場所をとることになるので、iPhone7のボディでは少し無理があるのかもしれない。
また、逆に、光学系的に素性の良い単焦点レンズをiPhone7に載せ
iPhone7 Plusにはズーム付きで一見高機能。というような住み分けも
可能なのかもしれない。
僕なら迷わず単焦点レンズのiPhone7を選ぶだろう。
単焦点レンズのiPhone7Cが出るならそれでもいい。
ひとつ機能が減るとすれば、手ぶれ補正ユニットがサイズの問題から外されるのかもしれない。
屈曲光学系は暗いズームになりがちなので、iPhone7Plusは手ブレに関しては弱いというウワサが立つかもしれない。(未来予想)
まぁ、イスラエルの謎テクノロジーが今回は導入されるみたいだから、少しぐらいの手ブレは解消されるのかもしれないが…。
デュアルレンズのセンサーがボディ内の深いところにあったとしても、先日の特許をそのまま使ってくるならば、見た目は単眼なのに、みんなで2眼のiPhoneを描いてるのは少し滑稽に思ったり。
まぁ夢を見るのは楽しいことだから、今年の9月まで色々楽しもうじゃないか。