Kindleは欧米では大人気、Amazonの第二の収益源といったところですが
今日、気になる端末「Amazon Kindle fire」が発表になりました。
199ドルで購入出来るこの端末の意義はかなり大きいものと思います。
米Amazon さんによれば、
「映画、アプリ、ゲーム、音楽、読書などに加え、Amazonの革新的な
クラウドアクセラレーション、Webブラウザ」…が使えるようで
・1800万映画、テレビ番組、音楽、雑誌、書籍
・アマゾンAppStoreの – 人気のアプリケーションや何千ものゲーム
・超高速ウェブブラウジング – アマゾンシルク
・すべてのあなたのAmazonのコンテンツのための無料クラウドストレージ
・超広視野角と鮮やかなカラーのタッチスクリーン
・速く、強力なデュアルコアプロセッサ
・Amazonプライム会員は10,000人以上の人気の映画や
テレビ番組の無制限の、インスタントストリーミングを楽しむ(ことができる)
とのこと。
つまり、ガジェットとしてのスペック等を全面に謳わず
ブラウジングなど優れたサービスとコンテンツを紹介
文化としてのタブレットの購入を勧めているアタリが凄い。
(そんなことやってるのはAppleくらいなもの。シャープは撤退w)
日本では火消しが必要?
…だが、日本では浮かれてばかりも居られない。
先日微妙な状況に陥ったシャープさんをはじめ
多くの電子書籍推進プロジェクトが遅々として進まない状況を
このAmazonの大量殺戮兵器がFireしてDoneしてしまう気がする。
この戦略的商品はiPadをどうこうするのではなく
日本やアジア、南米、インド、イスラム圏、アフリカなどの市場を
火の海に陥れることになるだろう。
安くてよく練りこまれた製品であり、ボタンも少なく壊れにくい。
このつくりはアメリカ人のためのものではない。
そう、 欧米以外の市場を狙った戦略製品なのだから。
当初噂に聞いてたE-inkを採用した製品でないところは
個人的には残念だけど、アメリカ発のKindle Fireは多くの戦火を
振りまくことになるのでしょう。
Fire!
ネタ元
Kindleの火 – 7″のマルチタッチディスプレイでフルカラーのKindleの、のWi – Fi.
米Amazonさん
アマゾン、タブレットを年内に投入か?–DigiTimes報道
CNET Japanさん
199ドルの衝撃!アマゾンのiPad対抗「Kindle Fire」は価格も機能もファイヤー!
ギズモード・ジャパンさん