VAIOっていうと、あの薄紫色のビジネス向きじゃない高額ノーパソっていう2000年前後のイメージがアタマにこびりついている佐藤でございます。
皆さんお昼のひとときいかがお過ごしでしょう?
Zだゼーッ!
SONYから三行半をつきつけられ、やむなく再出発をしたVAIOさん。
このほど満を持してフラッグシップの名前
「VAIO Z」
の名を冠したノーパソを引っさげ再度市場に旋風を巻き起こすって感じのようで。
スペックとかはソースにお任せ。
画面が変態的な稼動をするとか変態的なヒンジでタブレットっぽい何かに変形する以外は大体13.3インチのWindows8.1の高級ノーパソのようで。
売価自体は大体19万円くらい。
さらにこのPCとは別に、タブレットとキーボードに分離するタイプの「VAIO Prototype Tablet PC」がこの後登場するなど、すでにSONYのVAIO末期のようなラインナップのグダグダ感が見え隠れ。
同じ時期に似た価格帯の似たPCを出すとか、戦略性が見いだせないのだが…
そんなに『Z』を頻発すると、有り難みがなくなってくるというか、Zのインフレが起こるような気がしてならない気も。
日本製のノーパソの新製品がここまでニュースになることもないので、各メディアのライターさんが、かつてSONYに思いをはせ参じた時代の名残というか、思い出の中のVAIOの残響が記事を各メディアに書かせているような違和感を受けた次第。
実際には台湾や中国のASUSやらレノボ辺りとバトルをすることになるんでしょうけれど、VAIOを買い支える理由のようなものが見つからないとこの後難しいのではないかなぁとも。
そもそも、製品を買い支えるという思想はメーカー末期の状態と言えるので 新会社VAIO株式会社にとってのイメージとしては既に健全ではないが。
かくいう僕、さとーもβをこよなく愛したひとりとしてはフクザツな心境ですが、WindowsPCにはそこまで大きな思い入れもないので一歩引いて見守る次第。
VAIOにはSONYにはできないスマホをドンと出して欲しいところ。
ノートPCはジリ貧だから、そこにドメインを見出すのは危険だと思うんだよな。
ネタ元
AV Watchさん.
VAIO Prototype Tabletが「VAIO Z Canvas」の名称で発売決定
PC Watchさん.