【コラム】モノのインターネットって美味しの? #iPhone #IoT #apple

『モノのインターネット』とか『IoT』ってのを
なんとなく目にするようになりましたね。

IoTはインターネットオブシングス ⇒ モノのインターネットってこと。

モノのインターネット=Apple Watchみたいなもの?

ウエアラブルデバイスのことでしょ?

って認識もあると思うけど、

恐らくそれらは20%位の割合かも。

 

TechCrundhさんにIoTがはじまってるぜ~
っていう感じの話が少し難しい語り口調で出てたので

年末だし夢のある?話を
Nenetテックダイナー、Nenetの佐藤健二としては
もう少し分かりやすく話そうかなと書きました。

ただまぁ、IoTは一般の人はあまり気にしなくてもいいのかな?
っていう気もするのも本当のところ。
企業の人はとにかく島の奪い合いなので気合を入れてください。

Nenetもアプリ作成などお手伝いします!

まぁそんなわけで、利用者視点でのNenet佐藤健二が考える
IoTの近未来の片鱗をどうぞ。

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● ビッグデータの次の潮流がIoT?

ビッグデータって話で風呂敷広げてお金を作る☆
って流れがそこかしこに有りましたが、IoTはその次の潮流?

って見られがちですが合っている部分もありながら少し違う。

確かなところとしては、

ハヤリものではない。

ということ。

IoTはビッグデータを扱ってきた反省を含んだもの。

ビッグデータは、従来からの情報収集手段を駆使して
取れるデータをザンザク取得して集めまくると
何か、形が出てくるんじゃね?
っていうデータ分析の粋を凝らしたマーケティングの到達点
みたいなものでドンドン情報とってったら…

情報の山になったとさと。

で、反省。(⇒イマココ)

どうやら実用に耐えうる「何か」が出てくる程までには
情報が全然取得できていなかったってことってことかと。

ビッグデータやってる人は否定するでしょうけど。

 

人の感覚とか、マーケッターの勘とかビジョンとか
そういうものを先に用意しておかない状態で
当てずっぽうに情報を集めたところで
何か有益な情報を取得するってのは結構ホネの折れるところ。

人間の勘などを頼りにしないで物事を導き出すには
まだまだ決定的に情報が不足していたということかと。

また、従来の情報取得は人間の意識などが
介在するアンケート等も多く含まれているところがあり
取得した情報に誤差が多く発生していたのかなと。

で、IoTだ。

IoTの主戦場はウエアラブルデバイスではない。

IoTの主戦場は施設に付けられる気圧センサーであったり
玄関マットのマット下に敷く数センチの装置だったりする。

計測する際も、その機会に入力をする際も
あまり人の意識が介在しないような
無味乾燥なデータをバンバン取っていく。
チリを積もらせ山にする。

そんな取り組み。

IoTのイベントなどを見に行くと大体のデバイスが
光などからの自動給電で大量においてもコストが掛からず
大量に設置することで、誤差を出さず
計測機器の単純化をしていくことでコストを抑える。

そんな思想があることがそれぞれの会社から見て取れた次第。

部屋が暑かったらアイスが売れた。

とか、

スーパーのどの入口を通ると高いものが売れるか?

何時頃入店する客が狙い目か?

酩酊する客を追い出すには、室温を何度にするか?

とか

とにかくデータに出来る変化の起こるものを
つぶさに、徹底的に調べあげ、そこで起こる変化に目を配り
その変化を活用し、売上につなげていく。

ということ。

Amazonで買い物をするとサジェスト機能がついてて
過去の履歴を元にあなたと同じものを買ったひとは
こんなものを買ってます。とかこんなもの欲しくないですか?
とやってくる、

あのAmazonの感覚が
現実社会でドーンと
登場してくるイメージ。

恐らくその完成形に至るまで個人情報がどうとか、スパイ活動的で嫌だとか、誤解や嫌悪感が渦巻いたり、意外と気が利いてるからOKじゃないか?という嫌悪感の解消があったりと振り子のように世の中は反応していくのだと思うのだけれど、おそらくIoTは忍者のように意識をされないまま多くの情報を取って多くのものを売るためにあなたの前に現れるコトと思います。

だから、利用者としてはあまり気にしなくていいのかもしれない。

なーんだ。

 

 

●身近なIoT

そして、ここが最も変わるところかな。

IoTが進むとどうなるか。

リアルでAmazonみたいなサジェストがあるという話をしたけど、よく行くお店で、あまり顔も覚えられていないはずなのにやたら愛想が良いとか。
そういうことが起こります。

いまも、コンビニのポイントカードを出し続けると決済の際に

この客は乗客だぜ!!

っていう音がレジからして急に店員の笑顔が2割増しになったりしますが
そういうカードをだすとか、面倒なことをしなくても良くなる部分がでてきます。

ひとつは、その店のアプリを入れてると
店の入口のセンサーがアプリを入れてる事実に反応して

このひと、店に5万回来てるよな。

っていうことを察知するわけ。

あとは、店のほうと商売のし方次第。

  • メモリアル入店を祝うもよし
  • サービス品を提供するもよし
  • 一緒に店長と写真を撮るもよし

だ!

多くの場合、ポイントの割合が良くなるとかいう
カネで繋ぎ止めるゲスいコミュニケーションをとりがちだが、
それは上客の利益率を下げる行いであって
あまり得策とは思えなかったりもする。
(上客は別にポイントが有るからくるわけじゃないし)
まぁ、そういうコミュニケーションの改善とかに
興味があるならさとーが仕事するところをお見せするので
ひと声くださいな。(わりと本気で伺いますw)

 

●Apple Watchは?

Apple Watch は良く出来た万歩計になるだろうから
それはそれなんだが
その実、アレはBLE(Bluetooth Low Energy)という通信を
常にオンにするトロイの木馬になるんだろうなと睨んでいる。

で、店のアプリをはじめ多くのものに働き掛け
その人が必要とする情報元と遣り取りをすることになるのかなと。

 

●Apple Watchは買いなのか?

僕は買おうと思っている。

成人病も気になるし、自分のログを自分で見ると
自分を反省することもできるし、自分がどういうふうに
社会と関わっているのかという社会実験的な側面を
計測できたりもするしね。

学力テストや身体測定に近い面白さ

で、医者と話すときのネタになるというだけでなく
より立体的な自分が見えてくるということも
IoTの向こう側にはあるのかなと思います。

個人情報として、データの1つ1つをみるということではなく
社会集合とか平均人間としてみた社会と自分を比べた
相対的な差や自分の保つ特性などを目指できるのは
とても素敵な体験なのではないかと思うわけで。

まぁ、なに?SFのヒーローみたいに特殊な能力が!
とかっていう中二病的な展開はないのだろうけどさ。

 

●日本はどうなる?

日本企業はどうなんでしょ。

AppleはiPhoneをでかくしてバッグの中に潜ませつつ
Apple Watchを持つ生活を推奨してくるでしょうし

Googleは検索エンジンやAndroidのChrome化などを実施し
より自然にあなたの趣向に近づいてくる。

AmazonはKindleで?趣向を分析し
買い物のアプリと発送物を活用してあなたに色々し示唆してくるかと。

日本企業は…

Sonyがやるとすればテレビとかだが、AndroidにOSを切り替えた。

XperiaはAndroidだ…。

情報取得をする基板を放棄しているような部分が見えるので、Sonyさんはこのあと結構キツイ戦いを強いられてくるんでしょうね。

おそらく、ユニクロとかイオンとかセブン&アイとか
財力と店舗を持つところがIoTを駆使してくるところだろう。

そして消耗戦と陣地取りになる。

ブランドをきちんと打ちたて
信頼のできるコミュニケーションを行える会社が
顧客とともに二人三脚。
顧客は買い支え、企業はそのエールに応える世界。

その企業と顧客の団結した一団のぶつかり合いが起こるだろう。
何だか運動会の騎馬戦みたいだなw

 

●いきなりゴールへ向かう流れなのか?

ビッグデータの反省から歩み始めている取り組みでも有り、果たして数を多くすれば何か解決の糸口が見えるのか?というのも微妙なところ。

本当の解決は人工知能の爆発的な発展と、量子コンピュータやら新型トランジスタが常用されるようになり人間の意識が介在しない状態になった段階でとても整った気の利いた世の中になるのでしょう。

この辺りはネットを探せば情報が結構見つかりますが、まさに近未来の話のようで、手の届くところに来ているようです。

 

●何に取り組み備えるべきか。

おそらく、この先、見的示唆に富んだ世界は大きな価値を企業にもたらす人を手厚く
それ以外の人をほどほどに(量的に)扱うことになるでしょうから、Apple Watchを毎年買い換えるとかそういうことでなく「いかに企業に払えるカネをもち、更にはその余りあるカネを遺憾なく使える欲望を備え続けるか」ってことじゃないでしょうか?

え?

なんか、全然キラキラしてないねw

キラキラか。

スマホに変わるものは暫くでないだろうから
暇つぶしと衝動買いをして楽しく過ごすって感じになるのでは?

そんなに力まないでも、そういう世界は来るし、最適なサジェストをあなたにしてくるから特に備えることもないし、気を引き締めることもないんだよね。努力をしたところで、努力をした人の一団に属する何かになるし、ラッダイト運動なんて今更感も有るし、データアナリストになっても量子コンピュータに取って代わられる。なかなか素敵なSF的な世の中になるんだぜ?
 
 
欲望も未来も管理される世の中が来るのかな?

 

話題の元

モノのインターネットは、単なる新しいオモチャではない

TechCrunchさん.