アラン・ケイ、パロアルトで活躍しDynabookを提唱、
パソコンの父といわれ、業界では何度となく耳にする生きた伝説…。
この生きた伝説のプログラム言語が使えるアプリがiPadの審査ではねられたそうだ。
ソフトは「Scratch」という開発環境らしい。
Appleが認めていない開発環境はNG。
iPhone開発者向けの契約事項「iPhone Developer Program License Agreement」第3.3.2項の
規定に違反したことに成るようで。
Appleにとってコントローラブルな状況を維持し続けることは重要だ。
この姿勢は非難もされるだろうが、iPadなどまだヨチヨチ歩きが続く状況だから
しばらくピーキーなツールの登場にマッタが掛かるのは仕方ないことと思う。
(Scratchがスクラッチされちゃったんですね。)
子供が教育や研究などの分野においてiPadを使わってプログラムを
勉強しなくては成らないという法は無いし(そのためのOLPCやXOでは?)
全部のコンピュータ的なもので、自分の理想を実現したいというのは、
かなりキレている発言だなともとれます。
(そういう思想が無いと、現在の開けた世の中にはなってなかったの
だろうけど、製品提供元のコンセプトにも配慮していいんじゃないかな?)
AppleはiPadを「安いPC」にはしたくないのだろう。
ビジネス上の成功が続いた上で必要に迫られれば開放するかもしれないが
何でもかんでもOKにしてデフレ状態になったiPhoneアプリ市場より
Appleの介入色が強い現状の方が健全だなぁとも思います。
(それでも、結構野放しな感じですが、iAdがそれを救う…のかな?)
ネタ元
Wiredvisionさん
http://wiredvision.jp/news/201004/2010042121.html
ITmedia ALTブログ 「走れ!プロジェクトマネージャー!」
http://blogs.itmedia.co.jp/tooki/2010/04/iphone-e7a6.html
The OLPC Wiki
http://wiki.laptop.org/go/Squeak/lang-ja
(やきとり)