ジョブズ御大がバトンを渡したティム・クック。
そのティム・クックがCEOになる前は、COOという職に就いていた。
COO : 最高執行責任者
ティム・クックがCEOになって以来、そのCOOの席はずっと空席のままだった。
Appleの次の社長?何を言ってるんだ?
と思うでしょうが、ティム・クックはジョブズ御大みたいなカリスマではない。
と、なると、次にバトンを渡す人間を
早めに用意していたって悪くはないはずだ。
Appleの最近のスピーチをよく見ていれば、フィル・シラーがこの後ティム・クックの代わりにCEOになるのかな~なんて何となく予想もできるもんだが、どうもちょっと違うような気がする。
ティム・クックはサプライチェーンのマネージメントに長けた男で、そこが認められジョブズ御大にバトンを渡された。
で、今回ぽっかり開いたCOOの席に新しく座ることになった男が「サプライチェーンマネージメントに長けた男」なのだそうだ。
その男こそ、
ジェフ・ウイリアムズだ。
jeff-williams
ちなみに、阪神タイガースにいたジェフリー・ウィリアムズとは別人だ。
なんでも、ジェフ・ウィリアムズ氏はFoxconnとの交渉をず~っとやってきていて、ティム・クックの右腕、ティム・クックのためのティム・クックと呼ばれていた人物だそうだ。
サプライチェーンを安定化するための秘蔵っこといったところか?
現状のティム・クックが引退した後に預ける椅子としてティム・クック仕様に最も合致した男なのかもしれない。
COOの座を射止めたのだから、あとはもう一段昇るだけだ。
まぁ、ただ、ココで書いたのはひとつの推論でしかない。
COOの職責をキッチリ全うしていけるかさえ今は不透明だ。
まぁ、そんな不安定な人間をCOOにするような会社ではないが
従来見ない顔もどんどん登用されるようになってきているし、新しいチカラをどんどん取り入れ成長をしているようにも思う。
恐らく、ジョブズ御大が指揮していた頃のAppleと現在のAppleはまた違うものになっているわけで、株価だけでなく、新しいキャンパス2だけでなく、組織としても魅力的なものになっているのだと思う。
さて、ジェフ・ウィリアムズはどんな新しいAppleを築きあげるのだろうか?
クー!
情報源: アップル、J・ウィリアムズ氏をCOOに任命–App StoreはP・シラー氏が統括 – CNET Japan
情報源: Apple (日本) – Apple Press Info – Appleの役員について – Jeff Williams