Googleさん値引き凄いですね。
一月100GB1.99ドルで貸出。
1TBなら9.99ドルですよ奥さん!
と、話をしようとしたのですが、
何やらそのクラウドを含むGoogleさんの規約が(ry
ゲフンゲフン…。(真ん中辺り…。)
で、そのあたりの話はちょっとアレなので
今回はその先の話。
とにかくクラウドサービスの月額料金を安くする。
↓
まずはドロップボックスやAmazon S3などを根絶やしに。
↓
そして、MSさんが新たに参画せざるを得なくなった
MS Officeの無料クラウド版を根絶するのが、どうやら狙いかと。
(MSさんのOfficeはGoogle Docsによって無償提供というグラウンドに
引きずり降ろされたわけで、OneDriveやAzureサーバなどに
支払いを立ててもらうことで、無料を維持しようと考えていただろうが
そこも断つってしまおうというわけだ。)
まぁ、そのあたりまではだいたい予想がつく。
Googleさんのこの強烈な値引きは、収益性を考慮したものか
それとも、刹那的なものなのかもちょっとわからない。
Dropboxなどから比べると利便性はさほど良くないGoogle Driveだけど
マジョリティな方々を誘致するには強烈な安さは
大きな効果につながるわけで、このあとの展開は大体予想がつくところ。
まぁ、ただ、クラウドにどれだけお金をはらおうと思う人がいるのかが
ちょっと疑問だけれど、とにかくGoogleとしては、焦土作戦を実施し
だれも勝てない世界を作り出して、その後に自社が商売をすることを
考えればいい。という、理論のもと今回の展開をしているのかと。
ここまでAppleのiPhoneのビジネスをAndroidで攻撃してきた
Googleですが、ルービンを異動させたり、別の担当幹部が小米に移籍
したりAndroidは既にGoogleさん的には興味の範囲外になり
ココからは、Microsoftのもつビジネス分野の削りこみに方針を転換したのかと。
Google ChromeOSなど、 MicrosoftのOSのを売るビジネスをいかに削るかが
恐らく目標になっていて、Microsoftがラインアップする製品を削ることに
この先5年位は注力していくのでしょう。
そういう意味で、この値下げは、
本格的なMS潰しをGoogleさんが始めた
という狼煙なのではと思う次第。
Androidは一定の「広告媒体」としての限界が見えてきたのでしょう。
個人情報の狩場としてのAndroidもiPhoneのような
可処分所得をもつユーザー層を狙うことがどうにもできない
ということもなんとなく見えてきている。
では、その層が普段何をしているのか?
ビジネスだ。
というわけで、Androidでは達成できなかった層の
世の中を動かしているプライマリーな人たちの情報をごそっと奪うには?
はぃ。
PCを動かすOSのと、そのバックボーンになるネットを丸抱えすればOKかと。
そうですね。
MSさんを削る。
という目標が実は、小さな目標でしかなく
緑色のスマホOSによって下層コンシューマを
激安クラウドと無料のOSで上層のホワイトカラーの
趣向や行動パターンを一気に取り込む
というのが、彼らの考えるところなのでしょう。
ちょっとしたファンタジーに聞こえるかもしれませんが
便利な無料サービスの固まりが何をベースに動いているかは
よくわかりませんよね。
悪になるな。
とはいうものの、商売をするなと入っていないわけだし。
ビックデータの行商をするのか、自社で世界を取り囲む
だれにも真似できない、ビジネスを始めるんでしょうね…。
なんとなく、わかるんだけど、その先はまた別の機会に。
ネタ元
Googleのストレージ大幅値下げ攻勢の影響は甚大
TechCrunch Japan.