僕らパソコン世代の憧れ、スター、スティーブ・ジョブズが今日亡くなった。
Windows贔屓の人もアンチの対象としてのマカーを作り出した根源である
アップルコンピュータ(現Apple)のCEO、スティーブ・ジョブズについては
一目置いているだろうし、もぐりでなければ何となくでも知っているだろう。
Apple IIをつくり、アップルコンピュータを創り、Macをつくり、iPodつくり
iPhoneをつくりiPadをつくり、他にもNextStepを創り、ピクサーをつくり
多くの夢を作り上げたスティーブ・ジョブズ。
個人的には初代iMacより前、Mac World Expoが幕張で開催されてた頃
ジョブズが来日しプレゼンを実施してるのを見て。
「あー、こういうエンターテイメントなプレゼンは楽しいな」
と、わからない英語でのプレゼンなのに楽しめ、魅せられたことを覚えてる。
(当時はPhotosopのレイヤーレンダリングのプレゼンが全盛ですね。)
お台場、ビックサイトで実施されたMac Worldでは、SPを引きつれ
会場を視察してるジョブズ御大を思わず呼び止めてしまったりもした。
(そりゃ、目の前にジョブズ御大がいたら声も出す罠。
がっしりとした肩幅、思った以上に小顔、ボディービルダーか
総合格闘技の選手といった感じで気迫に満ちていた。)
当時はまだ、それほど注目を浴びていなかったが
いまでは、アメリカ第2位の会社を一代で創った元CEO。
現代のサクセスを手に入れたMan of Man。
ジェット機を持ち、ベンツをかっ飛ばし、他社を糞とののしるジョブズ。
でも、もう、いまはジョブズはこの世にいないわけで。
これからは、ジョブズのいないApple、ジョブズのいないアメリカ
ジョブズのいない世界…だが、
手元にある彼の残した夢の片鱗を手に僕らは進むことになるのだろう。
Think different.
確か、そんなスローガンをあげてジョブズは返り咲いた。
悲しむだけが今できることじゃないだろ。
僕らが受け継いだジョブズの片鱗はなんだ?
祭りの後、冷たい風が吹くように
秋の風はなんとなく、陽光のもとでさえ
シンミリとした雰囲気にさせられる。
世の中をあっと言わせるプレゼンテーション。
僕にはそこまで人を引き付けるプレゼンはできないけれど
時代を切り拓いた偉人、スティーブ・ジョブズが星になったいま
今度は自分の手で時代を切り拓くことを考え。
そして、しばしの黙祷を
アメリカが産んだ黒いセーターの似合うスターへとささげる。
(nenet 佐藤健二)
AppleでのSteveJobs追悼ページ
Apple – 追悼 Steve Jobs
MacWorld Tokyo 2002 Conference and Expo : プレスリリース
IDGさん